2007年03月20日

産業カウンセラーって!?

産業界ではバブル経済崩壊後の長引く不況、
またそれに伴う消費状況の変化にあたり
大きな転換期にさしかかっているといえるでしょう。
多くの企業で、自身の体質改善と基礎体力の強化の必要に迫られ
終身雇用・年功序列の見直し、急速なOA化の推進などが
行なわれてきました。
その中で、職場での人間関係はもちろん
仕事に対するやりがい、OA機器導入などによる職場環境の変化から
家族の健康まで、さまざまなストレスや悩みを抱えながら
働く人々が増えてきました。
そこで企業も、社員個人個人の「精神面での健康」を
注目するようになってきたのです。

そして、企業の大切な財産である従業員を精神面でも
バックアップするという課題が生まれてきました。
そこで登場するのが、「産業カウンセラー」なのです。

産業カウンセラーの仕事は、個人面接による臨床的な
カウンセリングだけではありません。
グループ・家族の面接や心理検査、管理監督者に対する研修などの
啓蒙活動、リサーチ活動など広い分野での行動的な活動が
要求されます。その領域は大きく分けて?
1.相談活動、2.キャリアカウンセリング、3.能力開発の
3つに分けられます。

1.相談活動
この内容には、社員個人がより快適に仕事ができるようにすること、
精神的に調子を崩した人に専門的に対応することの2つがあります。
前者は職場での人間関係や環境の変化などで問題を抱えている人に対し
その解決や自己実現をサポートするためのカウンセリングをするものです。
後者は問題が大きくなりつつある人などに対して、個人のためにも
企業のためにもなるような形で問題が解決するように、
両者を見据えた形でトータルに関わっていきます。

2.キャリアカウンセリング
この活動は、配置転換や転勤などに伴い、その環境にいかに適応し、
いかに成長していくかをメンタルな面からサポートするものです。
本人の適性や自己理解を重視したうえで、さまざまな情報収集を行い
生涯設計プログラムなども活用し、個人個人の新たなキャリアプランを
支えていきます。

3.能力開発
これは、組織内における人間関係や、職業に伴う能力・
自己決定能力などを改善し開発していくものです。
カウンセラーの持つ専門的知識に裏づけられた教育や研修を、
管理者や従業員に対して行なっていきます。

posted by industrial-counselor at 22:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 産業カウンセラーの仕事